10年弱ぶり?
震災前にサクラと一緒に来たのが最後だろうか…
南相馬の実家で3.11の黙祷をし、翌日の登山だ。
山里の家々は白いカーテンが閉まり人の気配はまったく無い。
帰宅困難なエリア… 当然、山の除染などされてはいない(苦笑
静かすぎて少々背筋がゾクッとするが、登山開始。
当時の空間放射線量率測定結果
以前、当ブログに載せたものだ。
かなりキワキワのエリア…
肝っ玉小さいので、すぐに喉が痛くなり胸が苦しくなる。
写真は2段階クリックすると拡大可。
穏やかな天気
荒れた感じはない登りだが、往来する登山者の気配は感じられない。
本当は5人での登山予定だったが、体調不良隊長のおかげでソロ… 次週の刈田は大丈夫だろうか…?
階段の急登を過ぎると手前のピーク。
ありがたそうな御名前の石碑がある。
ちょっと下り、鞍部から登り返して山頂だ。
寂しい山頂
登山開始から50分くらいかな…
祠と展望台がある。
周りの雑木が伸びて眺望の邪魔をしておりちょっと残念。
震災以降、地元の人々が手入れをする余裕などあるはずもない。
復興を祈る
震災の復興を祈るも、祠の中も被災しているのだから申し訳ない。
とても一人では起こせそうもないので、ゴメンなさいと再び手を合わせ下山開始。
笹が増えている
かすかに残る道跡を辿り歩くが、笹の丈が短いので前方の視界は良好だ。
分岐からケヤキの森方面へ。
穏やかな山容が続き小鳥も多く、汚染地域とはちょっと信じがたい。
キノコなども生えるだろうに…
一面、ケヤキのみ
二次林だろうが、珍しい森だ。
積もった落ち葉の下に欠けた石がゴロゴロあり、見た目より歩きづらい。
終盤、笹をかき分け最終分岐点。
ダム脇の林道を10分も歩くと、開始地点の神社へと戻ってくる。
再び登りたい地元の山々は多いが、まだまだ先が見えない状況は続く。
3 Responses
3月 16th, 2017 at
>祠の中も被災しているのだから申し訳ない
体力のない体調(隊長)で申しあわけ在りません・・・笑
祠を戻してあげたいね!
3月 16th, 2017 at
2〜3人いれば、
ザイルで引いてなんとかなるかな
3月 17th, 2017 at
隊長よくなったら ?
何とかしましょうね !
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