久しぶりに一気に読みきった
猟だけで生活しようと、一人山に入り生活する若者の話。感覚が研ぎすまされる表現や、リアルな道具や手法の話、そして知床の大自然と育て上げた愛犬の話。
そのはまり具合は、シドニィ・シェルダンに一晩中引き込まれ、抜け出せない感覚に近い。
後半の愛犬との別れのところで号泣に至るのだが、自分はどこまで、愛犬と心通わすことができるのか?!…と、しばし呆然としてしまった。
この著者の娘さん“みゆきちゃん”を主人公にしたドキュメンタリーのDVDがコレマタ素晴らしく、近いうちにアップしよう。